相続手続き相談室コラム 17

 

相続手続き相談室 です。

 

相続分の譲渡について、

最高裁の判例をご紹介します。

 

自分自身の相続分を、他の相続人に対して、

譲渡することが可能かどうかについて、

判断された判例です。

 

学説には、諸説が存在します。

否定的な説もあります。

民法に規定されている他の手続きによって、

実現することができるからだという考え方です。

それは、遺産分割協議の手続きに際に、

あるいは、相続放棄という手続きによって、

相続人のあいだで、調整していけばいいのではないか。

そのような考え方に基づいている学説があります。

 

相続分の譲渡については、

第三者の方に譲渡することを前提としているために、

相続人のあいだで、相続分の譲渡が、

許されるのかどうかが、問題になっていた経緯がありました。

 

最高裁の判例では、相続分の譲渡について、

相続人のあいだにおいても可能とする判断を示し、

学説の多くも支持しており、通説となっています。

自分の相続分を、同じく相続人である兄に、

譲渡することが可能ということになります。

知っておいていただければと思います。

 

今回は、ここまでにさせていただきます。

 

相続手続きにおいて、

疑問点やお困り事がありましたら、

「相続手続き相談室」 まで、

お気軽に、問い合わせてください。

 

お読みくださいまして、ありがとうございました。

 

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このページは、行政書士FP相談室が2010年3月25日 18:45に書いたブログ記事です。

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