相続手続き相談室コラム 4

 

相続手続き相談室 です。

 

今回は、遺産分割についての話し合いの場である、

遺産分割協議について、書いていきたいと思います。

 

相続は、よく 「争族」 などと呼ばれたりします。

相続手続きを経ることによって、

ご兄弟やご姉妹との関係が悪くなってしまうことがあります。

必ず、金品がからんでくることになりますので、

ある程度はやむを得ないと考えておりますが、

時には、度が過ぎているように感じる時があります。

 

共同相続人には、それぞれの立場があります。

それぞれの立場が両立し得ないケースが散見されます。

そのような状況になりますと、お互いが、

「譲りたくない。譲れない。」 という感情が湧いてきてしまいます。

無理はないと考えています。

「もらえるものは、もらいたい。」

そのような感情が芽生えるのは、当然であると考えています。

 

私は、実務を通じて、思うところがあります。

それは、遺言書がない場合に多いのですが、

亡くなられた方が、このような状況をご覧になられた時、

どのような気持ちになるのかを考えていただきたいと思うのです。

 

「お前ら兄弟は、仲良くやっていってくれ。」

 

齢を重ねていくうちに、そのような言葉が多くなる。

あるいは、相続を経験されて、兄弟姉妹の行き来がなくなってしまい、

そのような状況に、息子や娘には、なってほしくない。

そのような思いが、色濃く反映されていることもあります。

 

遺産分割協議が円滑に進ませることができない場合、

一度、相手の立場に立ってみて、考えてみること。

考えてみて、気づいた点があれば、

それを争点とするのではなく、説得材料に用いていく。

言うのは、簡単なことだと叱責されるかもしれませんが、

意外と、歩み寄る姿勢を見せただけで、相手側の姿勢も変化してくる。

そのようなことが少なくないように感じています。

 

「争族」 にならないことが、ベストですが、

そのような状況になってしまうことが多くなるのが、

相続手続きにおける、遺産分割協議の場であると感じています。

 

「争族」 になってしまったとしても、

その状況を、最小限にするために、何をすべきなのか。

そのような考え方も取り入れていただければと、思っております。

 

遺産分割協議の場において、

疑問点やお困りの点がございましたら、

相続手続き相談室 まで、お気軽に、問い合わせてください。

 

お読みくださいまして、ありがとうございました。

 

このブログ記事について

このページは、行政書士FP相談室が2010年3月 9日 20:20に書いたブログ記事です。

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