相続手続き相談室コラム 33

 

相続手続き相談室 です。

 

遺言書について、触れてみたいと思います。

 

遺言の中で、「死亡危急者遺言」 と、

呼ばれる方式があります。

これは、疾病その他の事由により死亡する危急に迫った場合、

その者が遺言する際に、利用されるものです。

 

その方法についてですが、

3人以上の証人の立会いが必要になります。

証人の1人に対して、遺言の趣旨や内容について口授して、

その口授を受けた者が、口授の趣旨、内容を書き記します。

遺言者とその他の証人に読み聞かせる、あるいは、

書き記した書面内容を見せることによって、各証人が、

その記述が正確に行われていることを承認します。

その後、各証人は記述書面に署名押印することになります。

 

この書面を作成しただけでは、効力はありません。

効力を持たせるためには、

家庭裁判所における手続きが必要になります。

その手続きが、確認の審判の申立てです。

家庭裁判所の確認の審判がなされなければ、

効力を発生させることができません。

 

注意していただきたいのは、

この確認の審判によってなされたことは、

遺言を完成させることができたということであり、

遺言の法的な有効性を保証するものではないということです。

相続が開始された場合には、家庭裁判所の検認手続きが必要です。

その後、遺言書に記載されている内容を執行していくことになります。

 

今回は、ここまでにさせていただきます。

 

「相続手続き相談室」 では、

遺言書の書き方につきましても、

ご相談を承っております。

お気軽に、ご相談、お問い合わせください。

 

お読みくださいまして、ありがとうございました。

 

このブログ記事について

このページは、行政書士FP相談室が2010年4月17日 12:12に書いたブログ記事です。

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