相続手続き相談室コラム 38

 

相続手続き相談室 です。

 

遺言書の内容が、遺産分割協議書を作成するうえで、

大きなウェイトを占めていることは、論を待ちません。

遺言書に指定された内容を、

具体化していくことになりますが、

これから、遺言書をお書きになる方にも、

留意していただきたい事がありますので、

書いていきたいと思います。

 

遺言書において、

個別具体的な財産の種類の記載がなく、

あいまいな内容になっている場合があります。

たとえば、

「死後における全財産の3分の2を長男に相続させる。」

というような文言が書かれてあるとしますと、

それでは、いったい、何を、どのように、

相続すればいいのかといった類の疑問点が、

生じたとしても、無理ならぬことであると思います。

 

遺言においては、

相続分の指定がなされることがあります。

その相続分を、どのように具体化していくのかが、

次の課題として、浮かび上がってきます。

遺産の総額を評価する作業が必要になります。

不動産が絡んできますと、少し面倒に感じられるかもしれません。

評価基準、基準とする日時、評価方法などについて、

どのようなものを採用するかによって、

遺産の総額が違ってくることがあります。

遺産の総額が違ってくるということは、当然のことですが、

相続分の価額が変わってくることと同義ということになります。

 

不動産をどのように評価すればいいのか。

 

評価額について、合意できないことがあり得ます。

これらの事を踏まえられて、遺言書を作成されれば、

その後の遺産分割協議も、比較的スムーズに、

進めることができる場合が多いように思っております。

参考にしていただければ、幸いです。

 

今回は、ここまでにさせていただきます。

 

相続手続きにおいて、

疑問点やお困りの事がございましたら、

お気軽に、「相続手続き相談室」 まで、

ご相談、お問い合わせください。

 

お読みくださいまして、ありがとうございました。

 

このブログ記事について

このページは、行政書士FP相談室が2010年5月24日 12:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「相続手続き相談室コラム 37」です。

次のブログ記事は「相続手続き相談室コラム 39」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。